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2013年12月12日木曜日

和食・「うまみ文化」-日記-まぐろぐ

和食・「うまみ文化」-日記

和食で大事なことはまずご飯

ご飯だけでは食べられないので、
日本人は汁を非常に大事にします。

それからおかず。もう一つは漬物。
これを備えていることが和食の基本です。

そして食べ方。

次いで北の漁師の流儀から、
船方漁師のシャリの摂り方を紹介します。

○当然のことながら和食の日本人

- おなご親の腹の中から今の今まであしたに死ぬことがあっても
 漁村に生をうけ、
 当時知らず知らずのたんぱく源は「焼き魚・魚汁」が定番鉄則。

 

     
- ご飯とおかず、自分の好みで口の中で上手に調味して生きてきた。
 日本特有の食べ方がそこにあった。
 
- 「いただきます」「ごちそうさん」と、
 自然の恵みを大切にする気持ちも重要です。
 
 新鮮な旬の素材の味わい、
 うま味を上手に引き出す。

 

 
 そこに「うまみ文化」があった。

○一汁三菜・「自然」おりなす盛りつけ
- 和食は、寿司やそばなどの個別の料理ではなく、
 日本人の気質に基づいた"食習慣や食文化"をさす。
 
 四季や地理的な多様性の中で生まれた食材、
 
 素材を生かす調理技術

 ご飯と汁物におかず三品と漬物が付いた「一汁三菜」の献立を、
 基本とした食事スタイル、
 
 自然の美しさを現わした盛りつけなどに特徴があり、
 
 正月や田植えの年中行事と密接に関係する、
 社会的慣習でもある。
 
○かけ声倒れ・和食 次代につなぐ
- 好き嫌い・好みは文化であろうからはたしてつなげる?
 多くはいわないが、
 
 戦後70年か、うまみ(食味)文化は変わった。
 ユネスコ登録はうれしいが、
 希望的観測かもしれない。
 農水省レベルより上の問題だ。
 
 有意の国民が嘆いている、今やおそし、と。
 
 
○子供達へ、未来を託す(農林水産省)・メッセージ
- 農水省は一生懸命だが、そう簡単にはいかない。

 そうは問屋が卸さない"イカの金玉"
 
 贅沢というか、インスタントになったのか、
 気が付くのが遅い。手遅れか?
 
- あの欠配時に、
 私らガキ共は魚しかなかった、
 今は肉・肉・肉のご時世。
 
 憎らしいとはこのことか。
 
 農山村では米の飯にはこと欠かない。
 
 評論はここまで。
 
○北の漁師流儀
- 魚が食いたくて漁師になったようなもので。

- 沖漁船の食事・労働食・生き延びるためのそれ-シーチキン/ビンチョウ

 


  昭和40年の正月"-三陸東沖・トンボ漁のはなし
   人命軽視のかの時代・古き昔の日本が上り坂のころ
   この海区で今稼ぐ船なし
   
   大型船であれば"トロビンチョウ"を提供できる?
   
   当時トンボは安く商品価値が低かった。
   
 仕事を覚え始めたあの頃
  運がなけりゃ当然のこのこと行方不明。
  
  ボヤボヤしてるからだ。
  
  シチュエーションとして、
   あり得ないところへ浪に叩かれおしこめられる。
   
   このアクシデントでは、
   "緊急電(SOSの一歩前)"発信。
   
   そうすると、傍受した米海軍艦艇がヘリを。
   運あればのはなし。
   
   胴の間(デッキ)で泳ぐ、水眼鏡が離せない。
   
   海に流され返し浪でまた船へ。

 

   
   ≪命知らずの若い衆 白歯みせるや戒名背負って 板子一枚地獄なれ≫
   
   笑い話かうそかまことか まじめな話し ほんとだぜ
   
- このような操業の間
 シーチキンとはすっかりトロのかかったビンチョウの。
 
 日本サイド広しといえども三陸東沖この海区だけ。
 
 このシーチキンまごう事なき"かしわのあの旨味"
 始めて食うもんだから驚いた。
 
 お吸いにしたその味わいは、我ら漁のものだけか。
 陸の人達へも食わせたい、
 アメリカではローフード(生食)のブームしきりとか。
 
 ≪お膳仕立のお椀塗りはし きわまる和食シーチキン≫
 
 お吸い物の至高ではないでしょうか。   
 
- うち続く時化の中食糧の野菜流さる
  さあどうする残ったのはタマネギと馬鈴薯少々。
  
  沖出ししてから一週間、残り三十日、
  
  ≪がががが四字がまんがんばれ ガタガタするながむしゃらに≫
  
  これで満船、≪船脚重く気は軽く 帰りのコース母なる湊≫
  
- 揚げたばかりの魚のビタミン・知らぬが仏のその効き目
   そのころは知ってか知らずかこれしか考えられぬ。

 

   
   こうして刺身三昧の毎日、
   銀シャリはもとより刺身にも飽きないもんだ。
   
   ≪連日連夜揚縄の 投縄眠い船方泣かせスタンバイ≫
   
   操業間、腹一杯食えないから"腹六分"→性能本意の食い方
   これが今の漁師上りのコンデイション作りにつながっている、と。
   
 - 具のない味噌汁/魚汁そして塩焼魚ホルモン
  一船大概おかず作りの名人がいるもんだ。
   そのカマ、頭、心臓、腎臓、胃袋など。
   
   塩漬け・味噌漬け発酵食、湯がいて酢の物、頭のタタキ。
   煙突ホルモン、タタキの湯漬け、冷や汁さらに油炒め。
   
てなわけで、どうやら畳の上で往生できそうですな。


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まぐろぐ
H25 2013-12-12 1550

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