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2012年5月30日水曜日

レタスパワー・免疫力-ダメージコントロール-まぐろぐ

レタスパワー・免疫力-ダメージコントロール

本ブログでは、
淡色野菜のレタス(玉レタス-以下同じ)の"免疫力"として、

『白血球と反応させたとき野菜のエキスがTNF-α』の
強い活性と、「ファイトケミカル」の強い関与を、

2番目にレタスの"βカロテン当量"について、

3番目にレタスの"食物繊維"を説きます。

次いで、
北の漁師の流儀と続きます。
初めて食すレタス体験、
漁師リタイア後の農業体験、
「畑の最前線から」と題して述べます。


☆ レタスパワー・免疫力-TNF-α



免疫力の目安として、
腫瘍を壊死させる物質のTNF-α:癌細胞を壊死させる。

◎TNF-α:生理活性化物質-サイトカインの活性
腫瘍壊死因子(TNF)--
  腫瘍だけでなく広く生体防御に関わる
重要なサイトカイン⇒白血球の活性化

キャベツ、なす、大根といった淡色野菜や、
バナナ、スイカ、なしなどに臨床で用いられる
免疫賦活剤に匹敵する強い活性がみられる。

また、海藻類にもサイトカインの活性に役立つ
成分が豊富なことがわかっている。   

◎[白血球のマクロファージ]-しいたけパワー

白血球のマクロファージは、
古くなったり変質した脂質を処理することから、
さまざまな生活習慣病の予防とも
関係があることがわかってきている。


  ◎ファイトケミカル-[キャベツパワー]
  


引用
[野菜・果物に強い免疫力]-高齢化社会の食生活



☆ レタスパワー-[βカロテン当量]


   
・ビタミンA作用を、
最もよく発揮するのはβ-カロテンであることから、
ビタミンA作用をするカロチノイドを
β-カロテンで代表して表したものが、
β-カロテン当量である。

○β-カロテンとは赤橙色色素で、
摂取すると体内でビタミンAに変化する。

プロビタミンA(前駆体-不活性型)と呼ばれ、
ビタミンAとしての効力を発揮する。

ビタミンAは大量にとりすぎると、
肝臓に運ばれていく途中でほかの臓器に
とって毒性をもたらし(妊婦?)、
過剰症を起こすことがありますが、

β-カロテンは、
ビタミンAが十分な体内に入った場合は変化をせずに、
そのまま体内(肝臓や脂肪組織)にたまる。

またビタミンAに変わらず残ったβカロテン自体も、
皮膚や内臓などの
膜組織の健康を維持するために利用される。

その後徐々にビタミンAに変わっていくので、
過剰症を起こすことはない。

・β-カロテンが"シミ"原因防止
シミやソバカスの原因となるメラニン色素は、
紫外線によって発生した活性酸素によって
生成が促進される。

β-カロテンは、
紫外線によって発生した活性酸素を
抗酸化作用によって無害化して、
シミやソバカスの原因となるメラニン色素の発生を
抑制する効能がある。


・抗酸化作用

β-カロテン自体が
どれだけ役立っているかははっきりしないものの、
β-カロテンが豊富な野菜や果物を
十分に摂取することによって、
心疾患やある種のがんのリスクが
低減することも示されている。

・食材や調理方法によって
吸収率が10%以下から60%までと
大きく異なる。

油脂と食べると吸収がよいことから、
効率よくとるためには、
油脂を使った調理がおすすめです。

生野菜を食べるとき、油炒めなど
少量のドレッシングを使うとよい。

  ・食材としては、
ニンジン・赤じそ・パセリ・ケール・ほうれん草・
かぼちゃ・春菊・小松菜・せり・大根の葉・にら・
パセリ・モロヘイヤなど、
緑黄色野菜などが挙げられる。

引用 グリコ栄養成分百科

 ☆ レタスパワー-食物繊維


 ○栄養成分には、
  [炭水化物]もしくは「糖質」「食物繊維」と
  記載がありますが、
  
  「炭水化物」は、
  「糖質」と「食物繊維」の合計で表される

 ○食物繊維総量

  

・不溶性食物繊維-水に溶けない
  小麦、ふすまに含まれるセルロース

 ・水溶性食物繊維
  果物に含まれるペクチン

  ○食物繊維の1日摂取量は20g~25gが理想

  現代人の平均摂取量は15gにも満たない。

 ◎食物繊維の効力-コレステロール値の抑制 
 
  ・腸の中にある胆汁酸を吸着する働きがあり、
   コレステロール値を抑制してくれる。

  ・腸の中に食物繊維がたくさん入ると、
   胆汁酸は再吸収されずに排泄される。

  ・体内では胆汁酸が不足した状態になる

   その為肝臓は胆汁酸を作ろうと、
   活性化しコレステロールをどんどん使う。

   血中コレステロール値は下がることになる。

  
    ※[リグニンの効力]-ごぼう-大腸ガン予防
   
   ・ごぼう」に含まれている食物繊維は、
    消化吸収されることなくお腹の中を通過していく
    胃や腸をキレイに掃除してくれる効果がある。

   ・さらに腸内の乳酸菌の繁殖を促進する効果もあり、
    便秘改善や予防にも非常に効果がある

   ・美容やダイエットにもオススメな食材。

   ・動物性脂肪の吸収を防止する効果-動脈硬化予防


   ◎注意・摂りすぎると、
   下痢を引き起こし必要なモネラル分まで、
   排出してしまう。

  ※[グルメる寒天5]-食物繊維トップ74.1g/100g
      水没せる未帰還まぐろぐ
   
    

 ☆ 北の漁師の流儀

○畑の最前線から-営農めぐる裏ばなし
  ・かれこれ五~七年前、
  北見平野の一隅-たまねぎ、ビート、米作、人参、
  長芋、馬鈴薯、豆類など。

 ・人参の雑草とり-すべて人力・省人化は無理
  [レタス収穫の機械化]は無理だろう、
   
  といいながら畑で包丁で切り箱詰め。

 ・まだあるのかよー、気の遠くなるような作業が、
  延々と続く。なにしろ畑の端が見えないもんだから
  それはそれは消費者にはわからんだろう。

 ・このような調子で「人参畑の草取り」
  Day man (日雇い→デメンとり・デメンさん)
    -明治初期の開拓期アメリカ人技師を招聘して、
  アメリカ流の圃場造成した頃の呼び習わし。

  北海道の大原野はアメリカ式がやりやすかった。
  当然大農式に適した畑の規模となる。

 ・年配の女の人-いわゆるおばあちゃん
  このようにまだ働きたい、パワーのある女性が、
  百姓に限らず漁師の浜仕事にもあるんですが、
  組を作ってグループで一日、一日雇われる。
   
  夕方にはその日のおあし貰って家路につく。

 ○このような「裏方」の活躍があって、
  北海道農業が成り立っている。
 
  したがって、おばあちゃん連中が老いて、
  櫛の歯の抜けるようにいなくなれば、
  北海道農業が衰退せざるを得ない。

 ・人参の雑草とりは、
  おばあちゃん達でないと出来ないはなしだ。
  仕事はていねい、元現役の杵柄で頑張るし、
  慣れた人達は得がたい人材だ。

 ・どのような戦術で営農してるのか知る由もなし。

 ・とにもかくにも人参が芽を出しおよそ二寸も伸びれば、
  グループに頼んでやってもらう。
  機械化が導入できないのは、
  人参の葉と草の葉の見分けが付かないし、
  伸びた葉の丈が同じぐらいの長さ、
  おまけに人参の根は雑草と比べれば弱い。

  これじゃあ人参の葉を根こそぎやってしまう。
  
  人参の葉は小さいうちは「双葉」
  -ねぎ、キャベツの葉もまたしかり。
  皆植物はこうだといわれている。


 ・このシーズンの帰り、
  十勝平野の農機製作所で見た馬鈴薯雑草の
  アタッチメントについて。
  大農式の畑なもんだから、
  畝の左右の傾斜、枝ぶりなど勘案して、
  トラクターからのパワーテイクオフで回す。

  そりゃ見事なもんですわ。
  蛇の道は蛇、感心しました。
  日本人はよく造る。

  
   
  ○初めて食すレタス-船内食事の風景
  ・「サラダ菜」と呼んだのではなかったか。
  ・積み込みリストを見るとLettuceとあった。
   乗り組み総員で積み込んだ後、
   全部梱包をほどいて各アイテムAll check.

  ・レタスなるものをマヨネーズを付けて-
   先進国の文化の所産
   むこうのマヨネーズは酸っぱいというより甘く、
   ほどよいクリームという味。
   いろも卵色ではなく白い。

  ・このマヨネーズを刺身、焼いたまぐろの身に
   醤油と混ぜて。
   この食膳はこの頃からはやったのかもしれない。
   陸ではやりませんな。



※[グルメる寒天-リスト]-行方不明のまぐろぐ
 


☆ 後記

こうしてみると健康問題は、

 「己の努力で自身の身体を診てそして己で治す」

  "サプリ頼むな己を頼め"

 ◎活動量計-[オムロン]
   
   くわえて近頃、
  カロリー消費の考え方として、
  『活動量』-活動カロリー-運動を意識する目安
    <運動にとどまらず家事(労働)もまた含まれる>

  ※総消費カロリー=活動カロリー+基礎代謝 と、
   計算される。

    北の漁師も目安として重宝してます。


まぐろぐ
H24 ‎2012-‎05-‎30 1530

2012年5月24日木曜日

しいたけパワー・βグルカン-ダメージコントロール-まぐろぐ

しいたけパワー・βグルカン-ダメージコントロール  

本ブログでは、
しいたけパワーと題して「βグルカン」の効力、
その免疫抑制と、
「マクロファージの活性化」を説きます。

次いで北の漁師の流儀を、
主として「しいたけ」の船内食事にまつわるはなしと、
魚は獲れるし金は回る昭和の昔の時代のはなし。


☆ βグルカンの効力-しいたけパワー   

  

 

・しいたけは人体の免疫活動を活性化させ、
  ガンの予防作用や増殖抑制作用が
  期待されている食品です。

 βグルカンは薬物ではないため、
 どんな人でもサプリメントとして摂取し
 免疫力アップに役立てることができる。

 ※サプリ頼むな己を頼め-北の漁師

☆ βグルカンの免疫抑制  

・体内にはβグルカンを分解する酵素はない。

・それゆえに非常にゆっくりと分解され、
 その間βグルカンの効果が維持されると考えられる。

・免疫系の細胞は防御反応を担っているが、
 これらの細胞は
 外部からの異物を分解する肝臓や脾臓に存在する。

・推測によると、
 βグルカンは免疫反応を向上させるために
 肝臓や脾臓で効果をあらわしているといえる。

・すなわち、
 βグルカンによって免疫力が強化されるわけです。
 免疫力が上がるため、
 βグルカンは抗ガン作用も期待されている。

◎しいたけの抗ガン作用


 ここ数年、シイタケの抗ガン作用が注目されている。
 シイタケの菌糸には
 強力な抗ウイルス性の物質(インターフェロン)を
 つくる働きがあることが解明され、
 その後、
 この物質の正体の1つがレンチナンという
 β-グルカン系の多糖類であることが判明し、

 現在、
 このレンチナンを使った抗ガン・抗ウイルス製剤が
 ガンの治療に用いられている。


 そのほか、しいたけなどに含まれている
 種々の多糖類が相乗的に働き、
 免疫機能の調整と促進に作用
 することも証明されている。


☆ マクロファージの活性化-高免疫パワー

  

・マクロファージとは白血球の一種である。

・マクロファージは最初に対応する免疫機能である。

・β-グルカンは多糖体の一つで、
 アガリクスを始めとしたキノコ類や
 パン酵母に多く含まれている物質。

・免疫の司令塔であるマクロファージを活性化することで
 免疫系全体の機能を高めてくれる。

・体内に侵入した異物を取り込み、
 処理することがマクロファージの主な役割ですが、
 その後に異物に対応する
 ヘルパーT細胞を活性化させ、
 免疫力を向上させる。

・βグルカンは、このマクロファージを活性化させる。

・マクロファージは入ってきた異物を補食し、
 バラバラにしてその特徴をヘルパーT細胞に伝達し、
 そこから他の免疫系を活性化させる。

・免疫情報を伝達する働きや異物を取り込む力は、
 マクロファージが活性化するほどに盛んになる。

 そして、
 ナチュラルキラー細胞
 ガンへの攻撃力を高めるのです。


引用 [βグルカン、乳酸菌、ビフィズス菌]-

   免疫力を高める
     

 

☆ しいたけパワー(原木しいたけを含む)  

○しいたけの栄養分(食材100g当たり)

生/ゆで
 カリウム   250mg
 食物繊維総量  4.7g
 ビタミンD  2.4mcg
 葉酸     24mcg

乾燥/ゆで
 カリウム   220mg
 食物繊維総量  7.5g
 ビタミンD   1.9mcg
 葉酸      44mcg

※原木しいたけと菌床しいたけの栄養価の違い
 スーパーの店員は「違いはない」という。

  [乾しいたけ・生しいたけ]-栄養成分
 


○生のものより干ししいたけの方が栄養価が高く、
 歯ざわりもよく味も美味しいと言われている。

○天日に当ててしいたけパワーを増大
 しいたけ特有の栄養成分は、
 ビタミンB12とビタミンD2です。

 B12は血液をつくり出すうえで欠かせないビタミンで、
 ビタミンD2は、
 小腸でのカルシウム吸収率を通常の20倍にも高める。

 ※食べる前に日光に当てておけば、
 ビタミンD2の量がふえるので、
 生しいたけよりも
 干ししいたけのほうが栄養的にすぐれている。

○しいたけの主な機能成分


 エルゴステリン
  光に当たるとビタミンDに変化、
  カルシウムの吸収促進。
  
  エリタデニン
   血圧低下作用、コレステロール値低下作用

  レンチナン
   免疫力強化、抗ウイルス作用、抗ガン作用


○干ししいたけの上手な戻し方
 乾しいたけのエリゴステロールは、
 紫外線によってビタミンDに変化するので、
 調理前に太陽に1~2時間あてることによって
 ビタミンDの量を増加させましょう。

 それから、乾しいたけを水でサッと洗い、
 ゴミやホコリを落とします。
 その後、
 低温(冷蔵庫がベスト)で5~10時間水につけておく。
 この方法で戻すと、
 味と香りが最も良い状態で戻すことができる。
 もう少し早く戻したいときは、少し水戻しをし、
 好みの大きさに切ってから再度水戻しをする。

 参考資料
 「しいたけひとくち知識」/日本椎茸農業協同組合連合会


○干し椎茸
 ・乾燥することで保存性が高まるだけでなく、
  栄養成分が濃縮されるため、栄養価も高くなる。

○干し椎茸の効力
 ・乾燥させることで、
  香りや旨味が生まれるだけでなく、
  栄養素が凝縮されて、
  私たちの体によりよい効果をもたらしてくれる。

引用
  [干し椎茸]   


☆ シイタケの旨さ・その他
・きのこの味は歯触りにも大きく左右される。
 原木栽培のシイタケは、
 菌床栽培のシイタケよりも歯触りが良くおいしい。

・[原木シイタケ]-含:グアニル酸+グルタミン酸
 

・原材料不足
 原木栽培しいたけの生産は、菌床栽培に比べ、
 自然に近い方法によって行っていることから収量、
 品質などが天候に左右されやすいなど欠点があり、
 急激に生産者が減っている。

・農薬やホルモン剤を使わず、
 コナラ、ミズナラ、クヌギなどの原木を使う。
 原木から生える椎茸は形はさまざ、
 たいへんおいしく、
 心臓病や脳卒中を防ぐ成分エリタデニンの活性も、
 菌床栽培と比べて数倍も豊富です。

・素材を生かしたレシピ⇒原木しいたけ
 他の食材と調和したレシピ⇒菌床しいたけ

・生しいたけ,乾しいたけともに,
 販売する場合には「原木」「菌床」の
 表示が義務づけられている。

○[原木しいたけの炊き込みご飯]

 しいたけ名人の郷 同大臣賞受賞 「名人位」が二名もいる
  


☆ 北の漁師の流儀

・かつて北の商売が、
  対露外交とのかねあいで"減船問題"が発生、
  退任した船頭連中が「しいたけ栽培」を始めた。

 ・話によると、
  船頭は銭を持っている-歩合制の二人歩。
  その他に一漁期に大漁に当たれば-特別手当。
  まして代々船頭をやった家であれば、
  山は持っている、名望はある、身内親戚は多数。

  しいたけ栽培に成功疑いなし。
  大漁船頭には銭がついてまわる。

  銭に不自由なし人は付く、
  陸上がりの若い衆えびす顔。
  とんとん拍子とはこのことか。

  魚が獲れて獲れて景気のいい昭和のはなし。


 ○干し椎茸入りハンバーグ 
  
  沖出し航海の途次、
  操業が始まってまもなく、
  挽肉、ニシンのたたき。
  これらに入れて作る。

   乾しいたけを凍結倉に入れて出漁。

  

  [未病への挑戦]-水没せる未帰還まぐろぐ
  
    [http://blogs.yahoo.co.jp/maglog_2nd/folder/473681.html?m=lc&p=1]
  
  [カラフトマス・サクラマス]-まぐろぐ

  [http://blogs.yahoo.co.jp/koko18ban_top/folder/564937.html]  


まぐろぐ

H24 ‎2012-‎05-‎24 1530

2012年5月14日月曜日

トマトパワー・リコピン(強抗酸化力)-ダメージコントロール-まぐろぐ

トマトパワー・リコピン(強抗酸化力)-ダメージコントロール  

本ブログでは、

[トマトのリコピン]は、活性酸素除去する
強抗酸化力を有す。

"リコピン"は、
強抗酸化力で、その作用は"βカロテン"の2倍以上、
ビタミンEの100倍以上"にもなる。

"もち肌リコピンうるおい柔肌 玉の肌"と題して
その美肌効果を。

これを説きます。

次いで北の漁師の流儀と筆をすすめます。
主としてトマトの思い出と、
何もなかった時代のトマトのありがたさ。

北の漁師の魚食いと続きます。



☆ トマトのリコピン  

 



   [リコピン-メラニン抑制-白い肌]
    
    
 ・リコピンの効能を得るには10~20mgを
  毎日摂るのが理想的。

  となると赤系トマトでも毎日200g以上…
  これではトマトだらけの食卓で嫌気が差します。

 ・しかも生で食べた場合、
  ヒトの消化機能上、
  すべてのリコピンは吸収できません。

  ならば、リコピンの吸収量を最大限にすればいい。

  そのためには“加熱”。

 ・加熱することで細胞膜が壊れ、
  リコピンが吸収されやすくなる。


☆ トマトパワー-豆知識
 ・緑黄色野菜の中でもナンバー1と言われるほど、
  リコピンを豊富に含むトマト。


☆ 塩トマト  

      

            

糖度1.5倍

            野菜トマトが糖度3~5度 ひかえめな数字かな



  [はちべえトマト]-JAやつしろ-塩トマトの紹介
  

  引用 

   [「どうしたら作物はおいしくなるのか?」
   をいつも考えている]&

   [酸味、甘み、うまみを高める
  “デッド・オア・アライブ”の自根栽培]-

    野菜バイヤー・小堀夏佳さん-
   「スイーツにしたい甘~い塩トマト




☆ もち肌リコピンうるおい柔肌 玉の肌


  「潤い与えてしっとり美肌

 ・抗酸化作用は、
  お肌が酸化してしまったり、
  老化してしまうことを防いでくれます。

 ・紫外線は、
  毎日どこにいても私たちのお肌に刺激を与えるが、
  紫外線によって蓄積されたメラニンが、
  活性酸素の働きによってメラニン色素となり、
  しみやくすみへと変わってしまうのです。

  リコピンの抗酸化作用が、
  メラニン色素の生成を防いでくれるので、
  美白にも効果がある。



  メラニン生成とリコピンによる抑制メカニズム


   メラニン生成

   (1)紫外線により、皮膚の表面で活性酸素が発生。

   (2)(1)によりメラニン生成に必要な

    酵素「チロシナーゼ」の

    活性化を促す物質が放出される。

   (3)「チロシナーゼ」が活性化され、
    メラニンを生成。
 

  「リコピン」のメラニン生成抑制 

    a.皮膚の組織に蓄積された「リコピン」は、

     紫外線によって

     皮膚の表面で発生する活性酸素を消去する。

    b.「リコピン」は、

     メラニンの生成に必要な

     「チロシナーゼ」の量を減らしたり、

     活性を弱めたりする。


  ・トマトは[コラーゲン]の生成をサポートする-
     美容と健康
  


 ・トマトには赤系とピンク系がある
  赤系
   ミニトマトやこくみトマト、
   イタリアントマトが赤系。

   皮と果肉がしっかりしていて、
   加熱することで旨みが強まる品種。
   100gあたりのリコピン量は5~7gと、
   ピンク系の2倍以上。

  ピンク系
   桃太郎やファーストトマトという名で
   出回っているのがピンク系。

   皮が薄く柔らかで、生で食べても青臭みが少なく、
   みずみずしい。


 ・加熱
  加熱することで細胞膜が壊れ、
  リコピンが吸収されやすくなる。
  細かく刻んでも同様の効果が。

  また焼くことで旨み成分グルタミン酸が凝縮され、
  青臭さが消えてコクが深まる。

  ゆえにも、赤系トマトをカットし、
  スープや麺類の出汁に入れたり、
  焼いてから和え物やサラダに。

  砕いたトマトを
  塩コショウとニンニクで炒めてソースを作り、
  白身魚やチキンのソテーにかける。

  砕いて加熱で全体のカサも減り、
  生のトマトよりたくさん食べられる。
 

 ・油を友に
  さらにリコピンの吸収を助けるのは“油”。
  これは[ビタミンE]やポリフェノールと同じで、
    
  脂溶性の栄養素は油と摂る方が吸収されやすい




 ・乳製品を友として
  油と同様、乳製品とトマトの相性はバツグン。
  チーズやヨーグルトなどの乳製品と合わせると、
  リコピンの吸収率はグッと上がる。
  
 ・トマトジュースに使われるトマト
  加工用に栽培されている赤系トマトで、
  生食用のピンク系トマトに比べると、
  リコピンの量がおよそ3倍。

 ・リコピンは油に溶けやすく、
  油と一緒の方が吸収されやすい。
  だからオリーブオイルを使ったトマトソースは、
  リコピン摂取に最高の料理である。

  塩分が気にならない人は
  少量でリコピンを豊富に含むトマトケチャップを。 

 ・トマト色=リコピン色
  リコピンはカロチノイドの一種でβカロチンの仲間で、
  完熟した赤いトマトにより多く含まれている。

 ・[トマトの機能性の研究など]
 
   
  


☆ 北の漁師の流儀


 ・トマトの漬け物-熟ぞこない(青い)のトマト
  漬けて酸っぱい思い出の忘れられない味。
  今じゃそんじょそこらにない幻か-オツな味。

  あの時代いくらか栄養になったのかな。 

 ・トマトを作れるようになれば百姓は一人前
  トマトはどこの家でも作った経済野菜。

 ・リコピンはハウス栽培よりも露地栽培が多い、と。

 ・トマトは色が楽しめる
  ボラ、スズキ、真イカ、アイナメ、ヒラメ、しめ鯖
  -つけあわせ。 
  「魚ホルモン」とからめて。

  ・ガキの自分の間食、おやつは夏トマト、
  秋冬スルメか鰯の「ほおざし」-これ定番。




  ○北の漁師の魚食い


 ・鮭などの頭の氷頭
  氷頭なます
  塩漬けの頭を焼く、しょっぱければ酢をかける。

 ・鱈の頭
  魚汁-味噌仕立て、薄味噌にしたり。

 ・マンボウの軟骨の味噌漬け
  背びれと下びれ鰭の透明な軟骨-
  一晩漬けるとちょうど飴色になる-グルメるBD級。

 ・ネズミ鮫、アブラツノ鮫(軟骨魚類)
  酢味噌和え-湯通し、または生で。
    例によってタマネギのきざみを。
  長ネギはとっくに底をつきあるのはこれだけだ。

 ・カスベ(底性の鱏-エイ)
  同じく酢味噌和え。
  北海道の"一村一品村おこし"-「カスベ丼」がある。
  味は特別旨いわけではないがいかにも北海道Likeだ。  



※ パワー特集  まぐろぐ

  [根菜パワー-旬食]
    [http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/4509647.html]


※ [さかな・ホンマグロ・鰮]-水没せる未帰還まぐろぐ

  [http://blogs.yahoo.co.jp/koko18ban_top/folder/233593.html] 


まぐろぐ
H24 2012-05-14 1410

トマトパワー・リコピン(強抗酸化力)-ダメージコントロール-まぐろぐ

トマトパワー・リコピン(強抗酸化力)-ダメージコントロール

本ブログでは、
[トマトのリコピン]は、
[http://www.naoru.com/tomato.htm]活性酸素除去する
強抗酸化力を有す。
"リコピン"は、
強抗酸化力で、その作用は"βカロテン"の2倍以上、
ビタミンEの100倍以上"にもなる。
"もち肌リコピンうるおい柔肌 玉の肌"と題して
その美肌効果を。
これを説きます。
次いで北の漁師の流儀と筆をすすめます。
主としてトマトの思い出と、
何もなかった時代のトマトのありがたさ。
北の漁師の魚食いと続きます。

☆ トマトのリコピン
 
   [リコピン-メラニン抑制-白い肌]
     [http://www.kagome.co.jp/tomato/tomato-univ/medical/whiteskin.html]
    
 ・リコピンの効能を得るには10~20mgを
  毎日摂るのが理想的。
  となると赤系トマトでも毎日200g以上…
  これではトマトだらけの食卓で嫌気が差します。
 ・しかも生で食べた場合、
  ヒトの消化機能上、
  すべてのリコピンは吸収できません。
  ならば、リコピンの吸収量を最大限にすればいい。
  そのためには“加熱”。
 ・加熱することで細胞膜が壊れ、
  リコピンが吸収されやすくなる。

☆ トマトパワー-豆知識
 ・緑黄色野菜の中でもナンバー1と言われるほど、
  リコピンを豊富に含むトマト。

☆ 塩トマト
  [はちべえトマト]-JAやつしろ-塩トマトの紹介
  [http://www.hatibee.com/index.php?topic=shio]
  引用 
   [「どうしたら作物はおいしくなるのか?」
   をいつも考えている]&
   [酸味、甘み、うまみを高める
  “デッド・オア・アライブ”の自根栽培]-
    野菜バイヤー・小堀夏佳さん-
   「スイーツにしたい甘~い塩トマト」
   [http://womantype.jp/mag/archives/789] 

糖度1.5倍
野菜トマトが糖度3~5度 ひかえめな数字かな
☆ もち肌リコピンうるおい柔肌 玉の肌
  「潤い与えてしっとり美肌」
 ・抗酸化作用は、
  お肌が酸化してしまったり、
  老化してしまうことを防いでくれます。
 ・紫外線は、
  毎日どこにいても私たちのお肌に刺激を与えるが、
  紫外線によって蓄積されたメラニンが、
  活性酸素の働きによってメラニン色素となり、
  しみやくすみへと変わってしまうのです。
  リコピンの抗酸化作用が、
  メラニン色素の生成を防いでくれるので、
  美白にも効果がある。

 図 メラニン生成とリコピンによる抑制メカニズム
   メラニン生成
   (1)紫外線により、皮膚の表面で活性酸素が発生。
   (2)(1)によりメラニン生成に必要な
    酵素「チロシナーゼ」の
    活性化を促す物質が放出される。
   (3)「チロシナーゼ」が活性化され、
    メラニンを生成 
    「リコピン」のメラニン生成抑制 
    a.皮膚の組織に蓄積された「リコピン」は、
     紫外線によって
     皮膚の表面で発生する活性酸素を消去する。
    b.「リコピン」は、
     メラニンの生成に必要な
     「チロシナーゼ」の量を減らしたり、
     活性を弱めたりする。
  ・トマトは[コラーゲン]の生成をサポートする-
     美容と健康
   [http://www.kora-gen.com/]

 ・トマトには赤系とピンク系がある
  赤系
   ミニトマトやこくみトマト、
   イタリアントマトが赤系。
   皮と果肉がしっかりしていて、
   加熱することで旨みが強まる品種。
   100gあたりのリコピン量は5~7gと、
   ピンク系の2倍以上。
  ピンク系
   桃太郎やファーストトマトという名で
   出回っているのがピンク系。
   皮が薄く柔らかで、生で食べても青臭みが少なく、
   みずみずしい。
 ・加熱
  加熱することで細胞膜が壊れ、
  リコピンが吸収されやすくなる。
  細かく刻んでも同様の効果が。
  また焼くことで旨み成分グルタミン酸が凝縮され、
  青臭さが消えてコクが深まる。
  ゆえにも、赤系トマトをカットし、
  スープや麺類の出汁に入れたり、
  焼いてから和え物やサラダに。
  砕いたトマトを
  塩コショウとニンニクで炒めてソースを作り、
  白身魚やチキンのソテーにかける。
  砕いて加熱で全体のカサも減り、
  生のトマトよりたくさん食べられる。 
 ・油を友に
  さらにリコピンの吸収を助けるのは“油”。
  これは[ビタミンE]やポリフェノールと同じで、
     [http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_e.html]
  脂溶性の栄養素は油と摂る方が吸収されやすい。
 ・乳製品を友として
  油と同様、乳製品とトマトの相性はバツグン。
  チーズやヨーグルトなどの乳製品と合わせると、
  リコピンの吸収率はグッと上がる。
  
 ・トマトジュースに使われるトマト
  加工用に栽培されている赤系トマトで、
  生食用のピンク系トマトに比べると、
  リコピンの量がおよそ3倍。
 ・リコピンは油に溶けやすく、
  油と一緒の方が吸収されやすい。
  だからオリーブオイルを使ったトマトソースは、
  リコピン摂取に最高の料理である。
  塩分が気にならない人は
  少量でリコピンを豊富に含むトマトケチャップを。 
 ・トマト色=リコピン色
  リコピンはカロチノイドの一種でβカロチンの仲間で、
  完熟した赤いトマトにより多く含まれている。
 ・[トマトの機能性の研究など]
 
    [http://www.kikkoman.co.jp/delmonte/doctor/doctor_tomato02.html]
  

☆ 北の漁師の流儀
 ・トマトの漬け物-熟ぞこない(青い)のトマト
  漬けて酸っぱい思い出の忘れられない味。
  今じゃそんじょそこらにない幻か-オツな味。
  あの時代いくらか栄養になったのかな。 
 ・トマトを作れるようになれば百姓は一人前
  トマトはどこの家でも作った経済野菜。
 ・リコピンはハウス栽培よりも露地栽培が多い、と。
 ・トマトは色が楽しめる
  ボラ、スズキ、真イカ、アイナメ、ヒラメ、しめ鯖
  -つけあわせ。 
  「魚ホルモン」とからめて。
  ・ガキの自分の間食、おやつは夏トマト、
  秋冬スルメか鰯の「ほおざし」-これ定番。
  ○北の漁師の魚食い
 
 ・鮭などの頭の氷頭
  氷頭なます
  塩漬けの頭を焼く、しょっぱければ酢をかける。
 ・鱈の頭
  魚汁-味噌仕立て、薄味噌にしたり。
 ・マンボウの軟骨の味噌漬け
  背びれと下びれ鰭の透明な軟骨-
  一晩漬けるとちょうど飴色になる-グルメるBD級。
 ・ネズミ鮫、アブラツノ鮫(軟骨魚類)
  酢味噌和え-湯通し、または生で。
    例によってタマネギのきざみを。
  長ネギはとっくに底をつきあるのはこれだけだ。
 ・カスベ(底性の鱏-エイ)
  同じく酢味噌和え。
  北海道の"一村一品村おこし"-「カスベ丼」がある。
  味は特別旨いわけではないがいかにも北海道Likeだ。  

※ パワー特集  まぐろぐ
  [根菜パワー-旬食]
    [http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/4509647.html]

※ [さかな・ホンマグロ・鰮]-水没せる未帰還まぐろぐ
  [http://blogs.yahoo.co.jp/koko18ban_top/folder/233593.html] 

まぐろぐ
H24 2012-05-14 1410

2012年5月5日土曜日

キャベツパワー・高抗酸化作用-ダメージコントロール-まぐろぐ

キャベツパワー・高抗酸化作用-ダメージコントロール

本ブログでは、
キャベツパワーとその他の野菜と果物について、
ファイトケミカルの高い抗酸化作用について紹介。

次いで、
北の漁師からの一言と続きます。  
畑の地力の低下→野菜パワーの栄養価の低下など。

 

☆ キャベツの高い抗酸化作用

     


  
 キャベツは、

 ○身体の老化を防ぐ抗酸化力が強い
  遺伝子が酸化されるとがんができるという。

  ・北海道立花・野菜技術センターの中村隆一研究員の話
   「キャベツの抗酸化力は
   アスバラガスやブロッコリーと並んで
   野菜の中ではトップクラス」

  ・キャベツの状態や産地の違いで抗酸化力には差がある。
   最も高いのは「まだ成熟していない、
   巻きのゆるい若いキャベツ」(中村研究員)という。

  ・北の涼しい所で採れたキャベツの抗酸化力が強い。


 
☆ アメリカのデザイナーズフーズ・プログラム

      -国家プロジェクト 

膨大な疫学調査データをもとに、
  約40種類の食品の抗がん作用を調べている。

  これまでのアメリカ、

  ハーバード大学などでの研究により、

  発がん原因の3分の1以上は食生活に由来する
  ことが判明しているという。

  [デザイナーズフーズ・リストから学ぶこと]

  1  にんじん、キャベツ、セロリ、たまねぎなどの
    野菜類にがん予防の可能性

  2  野菜は淡色野菜より緑黄色野菜のほうが
    健康的と思われがちだが、
    淡色野菜も強いがん予防効果

  3  トップに位置する食品には、
    抗酸化作用のある成分が含まれる

  4  がん予防以外にも免疫力を高め、
    生活習慣病を防ぐ作用


    引用
 
    [植物パワー]


☆ ファイトケミカルの働き


 ○抗酸化作用 
  
  ・赤ワイン・紫芋・赤しそ
     (アントシアニン)-ポリフェノール 
   強力な抗酸化作用

  ・クランベリー
     (プロアントシアニジン)-ブロアンドシアニジン
   抗酸化作用は
    ビタミンEの50倍
    ビタミンCの20倍

  ・お茶
     (カテキン)-ポリフェノール 
    ビタミンEの約20倍の
   活性酸素除去力

  ・トマト・スイカ
     (リコピン)-カロチノイド

   ビタミンEの100倍の抗酸化力 
  ○免疫力を高める
  ・キャベツ  
  (イソチオシアネート)

   イオン化合物

   免疫細胞の数を増し活性化
   免疫細胞を活性酸素から守る

  ・ニンニク、ネギ類
   (システインスルホキシド)
   上記キャベツと同じ

  ・クランベリー、松樹皮
   (プロアントシアニジン)

   ポリフェノール

   抗ヒスタミン効果炎症の軽減

  ・キノコ類
   (βグルカン)

   糖質関連物質

   がん細胞を攻撃する
   免疫細胞を活性化

  ・バナナ
   (オイゲノール)

   香気成分

   免疫細胞の数を増し活性化


☆ ファイトケミカルの代表例  
 スルフォラファン   ブロッコリー キャベツ

  メチルシステインスルホキシド  ニンニク ネギ

  ポリフェノール                      赤ワイン

  リコピン                       スイカ トマト

  イソフラボン                            大豆

  リグナン                                ゴマ

  カテキンやタンニン                      お茶

  カロテン類               緑黄色野菜に含まれる

  アントシアニン                   ブルーベリー

  テルペン類         かんきつ類の苦味や香り成分

  オイゲノール                           バナナ


 
 [第7の-非栄養素=機能性成分]


☆ 北の漁師から一言


 かれこれ十年にもなりますか、
四年にわたって夏場の五ヶ月農業に従事。
その時の経験から、

"畑の土の力は衰えている"

 
農業の先達が二言目にいつも嘆いていた。

そこで、"免疫力の低下→抗酸化力の低下"は、
ヒトの罹病現象ですが、

それは、"畑の地力の低下→生態系の生命力低下"
となり、
知らず知らずのうちに自然破壊現象となっている。


この観点から、

"ひ弱な野菜、栄養価の低いそれ、旨味のない味"

高い買い物→農政混乱、生産者と消費者の不満と、
いつのまにか国家の大事となっている。

さらにこの農業の現実から、
野菜パワー・キャベツパワーなどの、
栄養価の低下となる。

このように筆をすすめます。


○お百姓さんは自家消費の作物は絶対に農薬不使用


 たとえば今のホウレン草は、
 昔にくらべて養分が何十分の一に落ちている。

 盆に帰省した孫達には、
 自然乾燥した米を持たせてやる。

 バランスの崩れた作物は主成分も崩れ失われている。

 今国の政策は外国の農産物をどんどん輸入して、
 日本の農家を苦しめている。

 輸入野菜も農薬を使っているのです。
 とくに支那の野菜は人間の汚物を直にまいている。

 また、支那出来の長ネギについて、
 やはり支那の百姓は、

 「こんなネギ食えるか食えるもんじゃない」と、

 インタビューに答えた。あるルポルタージュ。

○地力は疲弊し自然サイクル破壊


 

 益虫やミミズも、土を豊かにする土中微生物も、
 害虫と言われるものと一緒に、
 農地の生命を大量に奪う。

 そして食料生産の基礎となる土のバランスが崩れ、
 栄養が損なわれる。

○農薬・化学肥料の慢性的な毒性による生命力の低下
 農薬や化学肥料は土・空気・水に残留し、
 生命に対して毒性があります。

 その毒性は長く残り、
 地球上の多くの生命を損ない続ける。

 毒性が消えるまで、長く時間がかかる。

 銀鮭の養殖のごとく、
 食い余した餌の海底への滞留。
 海の汚れとなるんす。


 
 情報によれば、
 ゆうに10年はかかるだろう? と。

○土壌改良に二の足を踏む百姓

「10年はかかる云々」は、
 弘前のリンゴ農家が、
 "無肥料の自然栽培"に10年を要した"からだ。

 リンゴ栽培は、
 実を成らせる商売なので他とは比べられない。

 ゆえにも毎年毎年苦労するとのこと、

 無肥料栽培は有無をいわせない無理がある。
 と津軽の知人の話。

 それでも一人二人は篤農家がいる。
 自分の信念・生活をかけてやり遂げた人が。
 いるんですねぇ。


 ミカンのことでは、
 化成肥料を使ったミカンを猿に食わせた。
 くわえて忙しくてそれをやれなかったミカンと。

 そうしたら猿のやろう色つやの悪いそれを、
 先に食った。

 まねして人も食ってみた。

 その旨いことにおどろいた。

 聞いてません?このはなし。

 気が付くことはこの場合、

 そのオーナーの力といえませんか。

 企画力・経済力・想像力などなど。

○われわれ消費者と農水省の役人
 そう簡単にはいかないんですな。

 思案のしどころはこのところ。

 消費者はまず安全。

 農政当局あるいは農協は戦後の施政の見直し。


 一介の漁師はこれ以上筆をすすめ得ず。
 擱きます。


 [運動の指針・食養生-腹7分]-水没せる未帰還まぐろぐ 



まぐろぐ
h24 ‎2012-‎05-‎05 1520

2012年5月1日火曜日

キャベツパワー・イソチオシアネート・免疫力アップ-まぐろぐ

キャベツパワー・イソチオシアネート・免疫力アップ-ダメージコントロール  

本ブログでは、
『免疫力アップ』の中の"解毒力のアップ"を
"イソチオシアネート"を主題として述べます。

次いで、
順次「炊ぎ」の想い出の筆をすすめ、
北の漁師がやった「炊き-かすぎ-飯たぎ」の
涙ぐましい経験を披露。

北の漁師の流儀と続き筆を擱きます。

☆ 免疫力アップ-免疫細胞を活性化させる強力パワー



 ○キャベツに含まれるイソチオシアネートは、
   植物に含まれる免疫細胞を活性化させる成分。
   ファイトケミカルの中でも驚異的なパワーを誇る。

   水溶性なので水にさらしたり、
   塩もみするときは控えめに。


 ○キャベツの第一の効用は、免疫力を高めることだ 

  野菜の免疫力を研究している
  帝京大学薬学部の山崎正利教授は、

  「キャベツの免疫力を高める働きは医薬品並み」と話す。

  いろいろな野菜をすりつぶしてマウスに食べさせ、
  血液中のTNF(腫瘍=しゅよう=壊死因子)
  という成分を調べた。

  TNFは白血球が分泌する物質で、
  ウイルスやがん細胞を殺す働きがある。

  その結果、キャベツは、
  ナスやダイコンと並んでTNFを
  大幅に増やすことを確認した。

  その効き目は、
  がん治療に使う免疫療法
  (免疫力を高める医薬品)と同程度だった。

  「これほど効くとは予想していなかった。
  最初にデータを見た時は、
  実験手順を間違えたと思ったほど」

  と山崎教授は振り返る。

引用

  帝京大学薬学部 山崎正利教授 論文

  [免疫力第一位の野菜は]-オリゴ糖→善玉菌の餌
   


  ○栄養と免疫 


   ものを食べることは通常、
   栄養素を主に考えられています。

   しかし、食事をすることは、
   単なる栄養素の補給に留まらず、

   免疫系をしっかりさせる

   あるいは記憶をしっかりさせるなど、

   生きていく上での
   生理作用に非常に大きな影響を及ぼしている
   ことがわかってきた。


  ○非栄養素-ファイトケミカル

   栄養素は短い時間で生命活動に影響があるのに対し、

   非栄養素は、長い時間をかけて影響を与えること、

   長い生命活動の中で非常に大きな意味を持っている
   ことがわかってきた。
 
引用

 
   山崎正利教授

     


☆ 北の漁師の想い出-炊ぎ飯たぎ

 ○沖合底引き漁業の一こま-沖合トロール
 ・かまどは暖房兼ねて重油ストーブ一つ。
 ・釜はご飯釜一つと魚汁の釜の二つ。

 ・釜の蓋は、
  船大工がこしらえた、
  安定よくするため、
  厚さ三寸~三寸五分もあろうかという、
  杉か檜のたまげるようなやつ。

  さしわたしの長さ一尺三寸、
  目方が五百匁はあったろう、
  なにしろご飯釜の蒸気圧で吹っ飛ばないように。

  操業間の飯炊ぎだから「めっこ飯」-蒸し方を失敗
  -にするよりは「こげ飯し」は、
  どうにか食える。

  

                このような釜で乗り組総員10人を賄う
                                          こりゃ三尺あるな大きすぎる

   

               
                
 ・毎食「魚汁と焼き魚」は欠かせない。
  昔のことだから、肉はおろか野菜もろくなものは、
  積んでくれない。

  食いたかったら魚をこさえて食え、という時代。

  ◎けだし魚食のおかげ?
  こうした生活間、三度三度毎魚食い。

  おまけに酢を多用、酢は忘れることがままあって、

  しょっぱくても、脂濃くっても、腐る一歩前の魚、
  なまぐさい魚などなど-おー酢とってくれ、と。

  身体が欲しがるんだろうか?
  そのうちに酢を使うようになった。

  働く身体の食生活の原体験?

 ・米、味噌、醤油は船主分。
  野菜といえば、ねぎ、玉ねぎ、玉菜(キャベツ)
 ・寸暇を惜しんで魚を乾かして、

  操舵室のアッパーに網で仕掛けして、
  カラスカモメに捕られぬよう、
  用意万端怠らず、

  夜中に雨に降られりゃ大ごとだ。
  -魚が臭くなる。

 ・船が港に帰ればこうやって大わらわ、
  水揚げはまらず鍋釜洗い、
  早速食料仕込みの買い出しへ韋駄天走り。

 ・気が付けば早日暮れて腹がへり、
  残りの冷や飯かっ込んで、

  洗い終いもそこそこに、
  まなこをこすってあくびで我慢して、

  また忘れた銭湯ゆき。

 ○この時代、

  船の若い衆・単身者-所帯持ちでないものは、
  "船番兵・船どまり"が、
  母港-家に帰る-に戻れば慣習。

  寄港-旅の港-所帯持ちが船番兵。
  このような棲み分けが厳然とあった。

☆ 北の漁師の流儀

  小輩らが仕込まれたしきたり、掟、不文律など、
  まつわる話で筆をすすめます。

  ○いつもの生活の不文律

  ・当然のことながら、
   米、野菜、魚など洗い物は、すべて海水。

  ・米とぎ
   真水は限りがあるので、
   これで米にほどよい塩味が付く。

   
   間違っても塩水で炊いちゃいけません。

  ・酒、酢を炊きあがる前に少々垂らす と、
   旨味が増す。

   聞かされたが小輩はやったことがない。

  ・魚は旨味が流れず自然と理屈に合っていた。
   コツは洗いすぎないこと。

   脂身の少ない魚は手早くサアーッと。
   旨味分がもったいない。

  ・かだ船(姉妹船-同船主の)とか仲間の船から、
   魚を貰ったり、バグったりしたときに、

   炊ぎは大変だ。
   そんなときだ可愛がられていると、
   皆が助けてくれる。

  ・たいがい刺身となるから、醤油が減る。

   船主から悪口を言われるのはいつも炊ぎだ。

   刺身皿があるもんじゃない、
   かねの食器になみなみと注ぐもんだから、

   炊ぎはハラハラドキドキ。
   コマイ船主に見つけられたら大ごとだ。
   醤油がもったいないと。

  ・いつだったか忘れたが、
   本まぐろの"ほっつ"(心臓)を、
   年寄り連中が焼酎でいっぺぇーやるから
   ほっつの刺身をナ。

  ・このときの心臓の洗い方

   あまり丁寧に洗うな!

 
   
   旨味が流れてしまう、と。

  ・血の中の脂分が旨味。
   イルカの心臓もまたしかり。

   本まぐろは格上だけど、イルカもいいですヨ。
   本まぐろはまぼろしのCD級、イルカはCD級。

  ○船内生活の要領

  ・時化のとき
   昔の船は、
   浪が打ち込みやすくはけやすい作り。

   三十年にはなろうか、
   その頃から船の造りが浪が入りにくく、はけない。
   そういう漁船構造規程にかわった。

   それ故、
   しばらくはデッキの上で泳ぐことになる。

  
   閑話休題
   こういう話がある。
   冬場の東太平洋と思し召せ。

   大時化の中連日連夜の操業間、
   大浪一枚くらって若い衆が、
   とんでもないところに挟まった。

   通常の海況では考えられない場所、
   あろうことかコンヴェアーの脚のアングルの
   間の中に。

   自然の力は恐ろしいもんだ。

   直ちに"緊急電"を出しながら、

   揚げ縄(幹縄)を切って、
   ラジオブイとランプをつけて離し、
   酸素でアングルを切って助け出す。

   大丈夫か、意識はあるが骨折あり。

   幸いなことに、
   あのアメリカ海軍のエンタープライズが
   付近におった。
   ヘリで救助にきてくれた。

   うれしいですな。

   さすが同盟国、かの国の海軍魂。
   シーマンはこうでなくちゃ。

   後日談
   すぐに輸血、手術して、
   翌日目が覚めたらリハビリだ。

   これには参ったらしい。
   痛くて痛くて泣いたらしい。

   日がたって、

   迷惑なことに"なんとか肝炎"に罹って、
   船乗り生命あきらめた。


  ・時化の中の糞のしかた
   上記のように、
   ダイナミックなことになりやすい。
   運が悪けりゃ板子一枚地獄なり。
   閻魔様に呼ばれて、
   水漬く屍の土左衛門。

  ・普通の時化のとき
   風下のサイドないしはデッキにそのまま。
   浪に洗われうれいなし。

   流れないような時化のときは、
   散水(雑用水)で流す。

   ポンプがない船は、
   "かっぽれ"-~という-綱の付いた水桶で汲んで。

  ○時化だからカッパを着てる常態。
   乗り組んだ早い段階で仕込まれた。

  ・大時化のとき
   風上の舷で、浪をかぶっても落とされない。


 むかしむかしの"わらす若い者"-ワラスわかいもんの頃。

 右も左も皆目分からず、
 素直に結果を出せばこれコミニュケーションなり。

 戦訓とはこういうことか。

 
 [漁撈長の資格と人間関係]-水没せる未帰還まぐろぐ
 

 

まぐろぐ
H24 ‎2012-‎05-01 1000


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