ページビューの合計

2013年12月19日木曜日

粗食に堪える・食べるは「便り」しだい-ダメージコントロール-まぐろぐ

粗食に堪える・食べるは「便り」しだい-ダメージコントロール


粗食のすすめ
食生活は、
便り(運・うん・糞)は良い、悪いの身体のメッセージ。


次いで、北の漁師の流儀として日常ケアしていること。

○うん(運・糞)のいい人・悪い人


- やや臭いのある"うん・糞のはなしです。
  
 - 食生活がどうなっているかは便りでわかる。
  文字どおり便に出ているといっても過言ではない。
  
  幼稚園ぐらいの子供は、
  トイレに入っても大か小か分らない。
  
  なにしろ、パンツを下ろすのが早いか、
  ウンチが出るのが早いか分らないくらい
  短時間で終わる。


   
     
  
  お尻をふくにもトイレペーパーは、
  わずかしか使いません。
  
  子供の後にトイレに入っても、
  臭くないので大か小か分らないものです。
  
  まさに、"運の良い食生活"をしているからです。
  
 - それに比べて、大人はどうでしょうか?
  トイレで演歌を歌っているのではないかと思うほど、
  
  真っ赤な顔をして力んでいる人もいる?
  
  トイレペーパーも、
  縁日で売っているはつかねずみが回転しているかのように、
  カラカラと鳴らしながら、
  沢山使っているはずです。
  
  それだけ、お尻が汚れているということです。
  
  ◎それは、"善玉菌"よりも腐敗菌などの悪玉菌"が、
   多くなっているからです。
   
  当然、おならも臭いことでしょう。


   それは、運が悪いのではなく、
  "食生活(伝統食・粗食・素食)が悪い"からです。
  
  

○便秘に悩むのは圧倒的に女性

- 多くの女性は、
  
  
  「私は主人や子供に比べて、野菜や海藻、
  果物などの食物繊維をしっかり取っているのに、
  どうして便秘になるのだろうか?」という。
  
  確かにそうだろうが、
  
  それにもかかわらず、便秘が多いということは、
  
  ほとんど影響がないということを、
  証明しているようなものといえます。

 - 女性は多くが大切なことを忘れている
  便というから分らないのです。
  
  「糞」と書けば一目瞭然。
  
  糞という字は、「米」が「異」なる形で出てくると、
  読めます。
  
  子供は、野菜や海藻などを、
  好んで食べることはない。
  
  おかずよりもご飯ばかりを食べたがる。
  
  ダイエットのために、
  
  「ご飯を減らしている」という男性も滅多にいない。
  しっかりご飯を食べています。
  
  ◎女性は考えすぎて、
   あまりご飯を食べないことが多い。
   
   その結果が便りに出ている。





引用 米すいたる・幕内秀夫「おっさんひとり飯」論文
   

○粗食に堪える/北の漁師の流儀

- 共通の価値観・自然に備わる漁師としての生き方(食生活も)
  
  「お前ぇーらじゃダメだやめでげぇー」
  
  極論だがこれが根底にある。
  
  それは、"魚が獲れたとき大漁に二日なし"だ。
  
  この信条で船内はもとより陸でも毎日を。
  
  ≪情け知らずの船頭ヨ 鬼の雄叫び忘れさんすな 桃太郎≫
  
 - 粗食どころか漁あるときの食事抜き
  寝せない、食わせない、文句をいわせない。
  
  "食糧がなかったら魚をこさえて食え"
  
  ≪米味噌あれば十分だ 腹が減っても水があるから 死ぬまいぞ≫
  
  そうなりゃ魚をさばいてあれこれと、
  
  ≪ご飯まだかヨ炊けぬ前から 手に摂る箸を若い衆≫
  
  刺身があれば、腹の虫はおさまった。
  
 - ご飯釜が壊れたら
  朝飯に当たり前の飯が炊けて食べた。
  
  昼飯に飯の盛りつけには満足に炊けたと思い、
  ご飯だぞー、と。おかずは焼いた"スケソ(タラ)
  
  さあ、みんな箸を摂る。
  いつものガヤガヤなしのお静かさ。
  
  変な顔して押し黙っている。
  
  一口箸で摂ってみる
  釜が壊れて米の蒸しが不完全。
  
  「めっこ飯」
  
  こりゃえらいことだ。
  
  早速頭を下げて謝って、
  大鍋出してインスタントラーメンを。
  これを間髪入れずすぐやる。
  
  一件落着。
  

○粗食・船内の食卓

- 一品豪華の一汁二菜
  ご飯もそうだが魚・野菜すべて潮水で洗う。
  
  これで"塩づかい"ということが分る。
  清水がもったいない。
  
  スケソの場合は脂身がないし白身だからさっと。
  
  ≪塩は塩でもさにあらず しょっぱい潮しおらしく≫
  
 - 洗い終いは on deck
  カムロ(神室?・ハウス周りの待機室・居間)は狭いから。
  
  魚汁鍋を洗い桶にして散水で洗う。
  
  ≪食わせた食った皆の衆 アットという間の仕事ぶり≫
  
だいだい魚を出しておけば文句もでない。
極シンプルな粗食テーブル。

人気ブログランキングへ
和食・「うま味文化」


まぐろぐ
H25 2013-12-15 1130

人気ブログランキングへ

2013年12月12日木曜日

和食・「うまみ文化」-日記-まぐろぐ

和食・「うまみ文化」-日記

和食で大事なことはまずご飯

ご飯だけでは食べられないので、
日本人は汁を非常に大事にします。

それからおかず。もう一つは漬物。
これを備えていることが和食の基本です。

そして食べ方。

次いで北の漁師の流儀から、
船方漁師のシャリの摂り方を紹介します。

○当然のことながら和食の日本人

- おなご親の腹の中から今の今まであしたに死ぬことがあっても
 漁村に生をうけ、
 当時知らず知らずのたんぱく源は「焼き魚・魚汁」が定番鉄則。

 

     
- ご飯とおかず、自分の好みで口の中で上手に調味して生きてきた。
 日本特有の食べ方がそこにあった。
 
- 「いただきます」「ごちそうさん」と、
 自然の恵みを大切にする気持ちも重要です。
 
 新鮮な旬の素材の味わい、
 うま味を上手に引き出す。

 

 
 そこに「うまみ文化」があった。

○一汁三菜・「自然」おりなす盛りつけ
- 和食は、寿司やそばなどの個別の料理ではなく、
 日本人の気質に基づいた"食習慣や食文化"をさす。
 
 四季や地理的な多様性の中で生まれた食材、
 
 素材を生かす調理技術

 ご飯と汁物におかず三品と漬物が付いた「一汁三菜」の献立を、
 基本とした食事スタイル、
 
 自然の美しさを現わした盛りつけなどに特徴があり、
 
 正月や田植えの年中行事と密接に関係する、
 社会的慣習でもある。
 
○かけ声倒れ・和食 次代につなぐ
- 好き嫌い・好みは文化であろうからはたしてつなげる?
 多くはいわないが、
 
 戦後70年か、うまみ(食味)文化は変わった。
 ユネスコ登録はうれしいが、
 希望的観測かもしれない。
 農水省レベルより上の問題だ。
 
 有意の国民が嘆いている、今やおそし、と。
 
 
○子供達へ、未来を託す(農林水産省)・メッセージ
- 農水省は一生懸命だが、そう簡単にはいかない。

 そうは問屋が卸さない"イカの金玉"
 
 贅沢というか、インスタントになったのか、
 気が付くのが遅い。手遅れか?
 
- あの欠配時に、
 私らガキ共は魚しかなかった、
 今は肉・肉・肉のご時世。
 
 憎らしいとはこのことか。
 
 農山村では米の飯にはこと欠かない。
 
 評論はここまで。
 
○北の漁師流儀
- 魚が食いたくて漁師になったようなもので。

- 沖漁船の食事・労働食・生き延びるためのそれ-シーチキン/ビンチョウ

 


  昭和40年の正月"-三陸東沖・トンボ漁のはなし
   人命軽視のかの時代・古き昔の日本が上り坂のころ
   この海区で今稼ぐ船なし
   
   大型船であれば"トロビンチョウ"を提供できる?
   
   当時トンボは安く商品価値が低かった。
   
 仕事を覚え始めたあの頃
  運がなけりゃ当然のこのこと行方不明。
  
  ボヤボヤしてるからだ。
  
  シチュエーションとして、
   あり得ないところへ浪に叩かれおしこめられる。
   
   このアクシデントでは、
   "緊急電(SOSの一歩前)"発信。
   
   そうすると、傍受した米海軍艦艇がヘリを。
   運あればのはなし。
   
   胴の間(デッキ)で泳ぐ、水眼鏡が離せない。
   
   海に流され返し浪でまた船へ。

 

   
   ≪命知らずの若い衆 白歯みせるや戒名背負って 板子一枚地獄なれ≫
   
   笑い話かうそかまことか まじめな話し ほんとだぜ
   
- このような操業の間
 シーチキンとはすっかりトロのかかったビンチョウの。
 
 日本サイド広しといえども三陸東沖この海区だけ。
 
 このシーチキンまごう事なき"かしわのあの旨味"
 始めて食うもんだから驚いた。
 
 お吸いにしたその味わいは、我ら漁のものだけか。
 陸の人達へも食わせたい、
 アメリカではローフード(生食)のブームしきりとか。
 
 ≪お膳仕立のお椀塗りはし きわまる和食シーチキン≫
 
 お吸い物の至高ではないでしょうか。   
 
- うち続く時化の中食糧の野菜流さる
  さあどうする残ったのはタマネギと馬鈴薯少々。
  
  沖出ししてから一週間、残り三十日、
  
  ≪がががが四字がまんがんばれ ガタガタするながむしゃらに≫
  
  これで満船、≪船脚重く気は軽く 帰りのコース母なる湊≫
  
- 揚げたばかりの魚のビタミン・知らぬが仏のその効き目
   そのころは知ってか知らずかこれしか考えられぬ。

 

   
   こうして刺身三昧の毎日、
   銀シャリはもとより刺身にも飽きないもんだ。
   
   ≪連日連夜揚縄の 投縄眠い船方泣かせスタンバイ≫
   
   操業間、腹一杯食えないから"腹六分"→性能本意の食い方
   これが今の漁師上りのコンデイション作りにつながっている、と。
   
 - 具のない味噌汁/魚汁そして塩焼魚ホルモン
  一船大概おかず作りの名人がいるもんだ。
   そのカマ、頭、心臓、腎臓、胃袋など。
   
   塩漬け・味噌漬け発酵食、湯がいて酢の物、頭のタタキ。
   煙突ホルモン、タタキの湯漬け、冷や汁さらに油炒め。
   
てなわけで、どうやら畳の上で往生できそうですな。


Twitterに転換・二兎を追う-自己アフィリエイト-まぐろぐ 等


まぐろぐ
H25 2013-12-12 1550

人気ブログランキングへ

2013年12月8日日曜日

漢方『証』・代替医療-未病への挑戦-まぐろぐ

漢方『証』・代替医療-未病への挑戦


早く治るか ちゃんと治すか・・・それが西洋医学との違い
現代医学と比べると『異病同治』という特徴がある

漢方は高血圧になったプロセスを重視する。
"『証』をとる"という。

『異病同治』とは病名でなく、
病状によって処方がきまる。

本稿では主として証について述べます。

○2002年から医学部のカリキュラムで漢方が導入さる

- 医療費の高騰、生活習慣病に対する現代医学の限界から、
 欧米で漢方が注目されるようになって久しい。
 
 アメリカ漢方最新事情-「漢方.コム」
   

○気水血のエネルギー-"漢方医学"

- 『気』とは、
 人間の活動を機能的に支える根源的エネルギーをいう。
 
  気の不足は、だるさや抑鬱につながり、
 気の巡りが逆流すると動悸やのぼせを起こす。
 
- 『血と水』も栄養などを体内に廻して物質的に支える。
 不足したり停滞すると身体に症状として現れる。
 

○漢方へのニーズの高まり

- 背景には「未病」への効果がある。

- 現代医学には、
 食欲不振、活力や体力の低下、
 原因不明の症状を受け入れる『科』がないのです。
 

○経験がありませんか?

- 『日本未病システム学会』は、
 一 自覚症状はないが、検査値に異常が認められ、
   放っておくと病気になる。
   
 二 自覚症状はあるが、検査値に異常が認められない。
 
- 現代医学ではまず検査をして病名が点かないと、
 治療に入らない。
 
 病名がハッキリしない症状は、
 病気ではない。
 
 「風邪をひきやすい」という症状は診断対象ではなく、
 風邪をひいてから診てもらうのが現代医学。
 

○漢方と現代医学は"方法論"が違う

- 冷え症・虚弱体質も病名ではない。

 "私は歳をとりました"など。
 
 現代医学には「老年科」はあるが、
 風邪、高血圧などに対処する科なのです。
 
- "漢方にはアンチエイジング"そのものがある。
 
 病名は分らないけれども、
 今出ている症状に対して治療を行う。
 

○証-未病のための→"セレクション・スタディ"-オーダーメイド医療

- 未来のための治療、またパワーアップに向けた体質改善。

 証と呼ばれる状態を把握して、
 細かな症状に合せて"生薬"をさじ加減で組み合わせる。

○じゃぁ病気になる前の体調などどうやって診るのか

- 証については、、

 その人の体質や状態を東洋医学的に捉えたもので、
 
 "証を見極めることが漢方での絶対的な条件"
 
 また同じ人のそれでも、
 時間が経てば変わる。
 

○証をとる手段とは

- どのようなサインが現れているか。
・愁訴(不定)を大事にする。
 
 望診:その人の雰囲気から状態をつかむ。
 
・次に、脈診、舌診、腹診とつづき、
 細部から全体をみてどんなサインが出ているかを診る。
 
・ただこれらは文字では説明できない。
 
 マニュアル化されたフォーマットはなくて、
 混沌として複雑なものである。
 
- "直感を使わなければならない"

  "気で診る、指で感じる、先を読む、そして過去を読む"
 
  非常に感覚的な治療である。
 
  漢方医は修行が必要で、『経験医学』でもある。
 
引用 漢方入門講座 -  「漢方.コム」
 

○風邪を治す薬は存在しない

- 漢方では、

 熱発・熱を上げる
  せっかく上がった熱は下げない。
  
  熱を上げて自分でウイルスを殺すという考え方をする。
  
  そもそも熱は、ウイルスを殺すために上がっている。
  下げないで治療するのが自然である。
  
  この方が治りやすい。

- 鼻水にはばい菌を溶かす"リゾチーム"が含まれている。

注解 主に細菌細胞壁に含まれる、
    糖タンパク質の一種を加水分解する酵素


 鼻水が出るという現象には意味があることなのです。
 
- 風邪を治すのは自分の"免疫"なのです。
 風邪そのものを治す薬は存在しません。
 
- 現代医学の「対症療法」
 多くの人が誤解している。
 
 解熱剤や咳止め、鼻水、喉の痛み止めは対症療法である。
 風邪そのものを治しているわけではない。
 

○患者の思い

- 対症療法に疑問を持つ人達が増えている。

 時間も費用もかかるけど薬草の方が身体にいいのでは。
 そういう患者の思いから、
 医師の七割が漢方薬を処方するようになってきた。
 
※時代は変わりつつある
  価値観の変貌と社会の背景が変わり経済状況も変わった。
 
  結論は「東洋医学の物差し」がもてはやされる?
   時代がこれまで否定してきた、
   "気"を直感的に再び求めている?

引用 櫻井正智医師 北里大学東洋医学総合研究所 対談論文

漢方薬パワー-未病への挑戦

まぐろぐ
H25 2013-12-08 1500