お米パワー"発芽玄米"・GABA-未病への挑戦
--> 1.お米パワーとして"発芽玄米"の栄養と有効性を説き、
わけても"GABA"-『γ-アミノ酸』について紹介。
2.白米の栄養と健康・その美味しさについて。
3.北の漁師の流儀-船方の白米哲学と筆を進める。
☆ お米パワー発芽玄米
○[発芽玄米]-口コミ-そのこだわり
・スティックタイプで計量しなくても、
白米に混ぜるだけ-お手軽製品。
※北の漁師はかつて四ヶ月北海道で、
百姓を志して研修した。
その間の玄米食の経験から申しますと、
たしかに発芽玄米の方が美味い。
◎"酵素パワー"なのでしょう。
"アミノ酸パワー"-[アミノ酸バランス]ともいえましょう。☆ GABA-γアミノ酸
・ギャバは、動物の体内や植物の中に広く存在しているアミノ酸の一種で、
白米にも玄米にも含まれている。
・血圧を下げる、動脈硬化を抑える、
脳細胞の代謝を活発にするなどの作用があると報告され、
最近注目を集めている栄養素である。
・特に発芽玄米には、
玄米の約3倍のGABAが含まれていると言われる。
※[象印炊飯ジャー] NP-FT型
自宅でカンタンに玄米から発芽玄米が作れる機能を搭載した、
機種(NP-FT型)や独自の方法で、
手軽にGABAの量を玄米の約1.5倍(白米の5倍)に増加させる
「玄米活性」メニューを搭載した機種がある。
☆ 白米の栄養と健康
- 大津波・大震災の万が一のときでも、米と塩と水があれば人はかなり長く生きられる。
- それほど米は大変"栄養バランス"のよい優れた食品だ。
- ご飯は大豆食品と組み合わせればベスト。
小麦のパンには「必須アミノ酸」のひとつリジンが不足。
パンと塩と水だけでは人は長く生きられない。
肉や卵で補給せざるを得ない。
- 白米と玄米ならばどうだろう
○玄米食
ミネラル分などの含有率が高いという点では、
玄米食に歩がある。
ただし、
食べ物がなかった時代には、
「玄米なら足りない栄養素も摂れます」と、
それでよかった。
今は白米だけを食べて≪江戸患い(脚気)≫に
なるおそれはない。
幸いにも食べ物が豊富な時代。
むしろ、
玄米は食べにくいし、脂肪分が多い。
"農薬も残留しやすい"。
☆ 美味しいといわれる米の確かな共通点
・肥料を減らして育てていること。・稲は、
夜には温度が低めでできれば「夜中の雨」
昼は太陽の光を受けて「でんぷん」を作り、
種である籾にまわす。
温度か低い方が、
ゆっくまわってでんぷん質のキメが細かくなる。
水も大事で、
ミネラル分が多くて窒素の成分が少ない水いい。
・山村の風景をイメージすると、
"山合いの沢の棚田" が目に浮かぶ。
元来は生産性が低いと嫌われてきた山里ほうが、
より美味しい米ができる、と。
引用 佐藤洋一郎 教授 論文
「総合地球環境学研究所・副所長」
☆ 北の漁師の流儀-船方の白米哲学
- 三陸の浜辺に生をうけ、漁家(いさば屋)の生業の間、あしたに夕べに魚を食らい、
学齢に達してもなお代用食。
- いわゆる「欠配どき」昼に「サツマイモ、コッペパン」
格別の「銀しゃり」にはありつけなかったが、
「麦飯」にはどど箸をつけるかとができた。
- 一番の思いでは、
「麦飯ライスカレー」
肉が食える唯一の夕飯(魚汁の皿で食す)
米の飯が「食い込む」と怒られることはなかった。
- おかず
ライスカレーにとどまらず、
夏は、白菜・玉菜・きゅうり・未熟の青いトマト。
魚汁 麦鯖の塩炊き(夏の麦が穂を出す頃の鯖)
大根の薄切りと三寸位の鯖・さばかないで
一匹のまま。
塩刺身 夏には鰹一本釣り船が「餌買い」にくるので
土産魚として。
冷蔵庫のない時代の保存食かつ
こってり味のたんぱく質
サッパリ味の魚ばかりでこれが食いたい。
焼き魚 小さな鯵の一夜干し/鯵の味噌たたき
秋は、サンマ 刺身・塩炊き・焼く・ぬかサンマ
冬は、たくあん・大根の切欠け漬け。
魚汁 きんきん(吉次)の「湯炊き」その他。
なめたガレイ(はばカレイ・子持ちガレイ)の汁。
三平汁、春先「アンコウのとも和え」
南部鮭 焼く・汁・鍋物 同すじこ・いくら
夏前のさくらますの汁 塩漬けの頭を焼く
カタクチイワシを焼く たたき 酢みそ和え
ことほど左様に、
「こりゃ、魚ばり食わないで米の飯も食え、
食えない人もいるのだからな」 と。
☆ 船方の白米哲学-銀しゃりのほうが美味い麦飯は食いたくない
○小輩が漁船に乗組むまえのはなし- 米はそれはそれは大事に扱った
持ち船で他の港から買い集め、
つてを頼って機関車の石炭の下に隠し、
十数人の若い衆を養う。
戦争に行かなかった特高の刑事が未だ現役で目を光らせる中、
それは恐ろしいことであったに違いない。
- こうした欠配の間、
船にパンをやるわけにはいかない。
毎航海四斗俵と味噌醤油、
毎度毎度の「麦の混ぜ方」大わらわ-女衆の役割地獄かな。
並の女じゃつとまらない。
こぼせば鬼の親方どやす顔。
- こうして、汗水垂らして混ぜた米
「おい[炊すぎ(かすぎ・飯炊き)]、麦は捨てるんだぞ」
その昔の「北前船」も白米が習慣、鉄則ときく。
○飽食時代の今の風景
鮎の塩焼き・トンカツ
- 豪華な今の食卓
毎夕こんなテーブルでして、
労働負荷によってはオーバーカロリー。
食糧金にもよるが非常にありがたいことだ。
- かつて「南氷洋捕鯨」の盛況時には、
賄いに寿司職人を乗組ませ、
マントゥーマンで握って食わせていた。
それだけ日本は鯨を捕った。
ものすごい経済効果があった。
◎主食は米-閉鎖社会の中の「労働環境」
とにかく"米の飯"が我ら漁師のパワーの源。
魚グルメ、魚づくし、魚三昧が我らの暮らし。
[H24年サンマ漁の予測第三報-まぐろぐ日記]
まぐろぐ
H24 2012-08-29 1000