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2012年5月5日土曜日

キャベツパワー・高抗酸化作用-ダメージコントロール-まぐろぐ

キャベツパワー・高抗酸化作用-ダメージコントロール

本ブログでは、
キャベツパワーとその他の野菜と果物について、
ファイトケミカルの高い抗酸化作用について紹介。

次いで、
北の漁師からの一言と続きます。  
畑の地力の低下→野菜パワーの栄養価の低下など。

 

☆ キャベツの高い抗酸化作用

     


  
 キャベツは、

 ○身体の老化を防ぐ抗酸化力が強い
  遺伝子が酸化されるとがんができるという。

  ・北海道立花・野菜技術センターの中村隆一研究員の話
   「キャベツの抗酸化力は
   アスバラガスやブロッコリーと並んで
   野菜の中ではトップクラス」

  ・キャベツの状態や産地の違いで抗酸化力には差がある。
   最も高いのは「まだ成熟していない、
   巻きのゆるい若いキャベツ」(中村研究員)という。

  ・北の涼しい所で採れたキャベツの抗酸化力が強い。


 
☆ アメリカのデザイナーズフーズ・プログラム

      -国家プロジェクト 

膨大な疫学調査データをもとに、
  約40種類の食品の抗がん作用を調べている。

  これまでのアメリカ、

  ハーバード大学などでの研究により、

  発がん原因の3分の1以上は食生活に由来する
  ことが判明しているという。

  [デザイナーズフーズ・リストから学ぶこと]

  1  にんじん、キャベツ、セロリ、たまねぎなどの
    野菜類にがん予防の可能性

  2  野菜は淡色野菜より緑黄色野菜のほうが
    健康的と思われがちだが、
    淡色野菜も強いがん予防効果

  3  トップに位置する食品には、
    抗酸化作用のある成分が含まれる

  4  がん予防以外にも免疫力を高め、
    生活習慣病を防ぐ作用


    引用
 
    [植物パワー]


☆ ファイトケミカルの働き


 ○抗酸化作用 
  
  ・赤ワイン・紫芋・赤しそ
     (アントシアニン)-ポリフェノール 
   強力な抗酸化作用

  ・クランベリー
     (プロアントシアニジン)-ブロアンドシアニジン
   抗酸化作用は
    ビタミンEの50倍
    ビタミンCの20倍

  ・お茶
     (カテキン)-ポリフェノール 
    ビタミンEの約20倍の
   活性酸素除去力

  ・トマト・スイカ
     (リコピン)-カロチノイド

   ビタミンEの100倍の抗酸化力 
  ○免疫力を高める
  ・キャベツ  
  (イソチオシアネート)

   イオン化合物

   免疫細胞の数を増し活性化
   免疫細胞を活性酸素から守る

  ・ニンニク、ネギ類
   (システインスルホキシド)
   上記キャベツと同じ

  ・クランベリー、松樹皮
   (プロアントシアニジン)

   ポリフェノール

   抗ヒスタミン効果炎症の軽減

  ・キノコ類
   (βグルカン)

   糖質関連物質

   がん細胞を攻撃する
   免疫細胞を活性化

  ・バナナ
   (オイゲノール)

   香気成分

   免疫細胞の数を増し活性化


☆ ファイトケミカルの代表例  
 スルフォラファン   ブロッコリー キャベツ

  メチルシステインスルホキシド  ニンニク ネギ

  ポリフェノール                      赤ワイン

  リコピン                       スイカ トマト

  イソフラボン                            大豆

  リグナン                                ゴマ

  カテキンやタンニン                      お茶

  カロテン類               緑黄色野菜に含まれる

  アントシアニン                   ブルーベリー

  テルペン類         かんきつ類の苦味や香り成分

  オイゲノール                           バナナ


 
 [第7の-非栄養素=機能性成分]


☆ 北の漁師から一言


 かれこれ十年にもなりますか、
四年にわたって夏場の五ヶ月農業に従事。
その時の経験から、

"畑の土の力は衰えている"

 
農業の先達が二言目にいつも嘆いていた。

そこで、"免疫力の低下→抗酸化力の低下"は、
ヒトの罹病現象ですが、

それは、"畑の地力の低下→生態系の生命力低下"
となり、
知らず知らずのうちに自然破壊現象となっている。


この観点から、

"ひ弱な野菜、栄養価の低いそれ、旨味のない味"

高い買い物→農政混乱、生産者と消費者の不満と、
いつのまにか国家の大事となっている。

さらにこの農業の現実から、
野菜パワー・キャベツパワーなどの、
栄養価の低下となる。

このように筆をすすめます。


○お百姓さんは自家消費の作物は絶対に農薬不使用


 たとえば今のホウレン草は、
 昔にくらべて養分が何十分の一に落ちている。

 盆に帰省した孫達には、
 自然乾燥した米を持たせてやる。

 バランスの崩れた作物は主成分も崩れ失われている。

 今国の政策は外国の農産物をどんどん輸入して、
 日本の農家を苦しめている。

 輸入野菜も農薬を使っているのです。
 とくに支那の野菜は人間の汚物を直にまいている。

 また、支那出来の長ネギについて、
 やはり支那の百姓は、

 「こんなネギ食えるか食えるもんじゃない」と、

 インタビューに答えた。あるルポルタージュ。

○地力は疲弊し自然サイクル破壊


 

 益虫やミミズも、土を豊かにする土中微生物も、
 害虫と言われるものと一緒に、
 農地の生命を大量に奪う。

 そして食料生産の基礎となる土のバランスが崩れ、
 栄養が損なわれる。

○農薬・化学肥料の慢性的な毒性による生命力の低下
 農薬や化学肥料は土・空気・水に残留し、
 生命に対して毒性があります。

 その毒性は長く残り、
 地球上の多くの生命を損ない続ける。

 毒性が消えるまで、長く時間がかかる。

 銀鮭の養殖のごとく、
 食い余した餌の海底への滞留。
 海の汚れとなるんす。


 
 情報によれば、
 ゆうに10年はかかるだろう? と。

○土壌改良に二の足を踏む百姓

「10年はかかる云々」は、
 弘前のリンゴ農家が、
 "無肥料の自然栽培"に10年を要した"からだ。

 リンゴ栽培は、
 実を成らせる商売なので他とは比べられない。

 ゆえにも毎年毎年苦労するとのこと、

 無肥料栽培は有無をいわせない無理がある。
 と津軽の知人の話。

 それでも一人二人は篤農家がいる。
 自分の信念・生活をかけてやり遂げた人が。
 いるんですねぇ。


 ミカンのことでは、
 化成肥料を使ったミカンを猿に食わせた。
 くわえて忙しくてそれをやれなかったミカンと。

 そうしたら猿のやろう色つやの悪いそれを、
 先に食った。

 まねして人も食ってみた。

 その旨いことにおどろいた。

 聞いてません?このはなし。

 気が付くことはこの場合、

 そのオーナーの力といえませんか。

 企画力・経済力・想像力などなど。

○われわれ消費者と農水省の役人
 そう簡単にはいかないんですな。

 思案のしどころはこのところ。

 消費者はまず安全。

 農政当局あるいは農協は戦後の施政の見直し。


 一介の漁師はこれ以上筆をすすめ得ず。
 擱きます。


 [運動の指針・食養生-腹7分]-水没せる未帰還まぐろぐ 



まぐろぐ
h24 ‎2012-‎05-‎05 1520

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