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2013年1月10日木曜日

お米パワー・糖質カットのダイエットは「水の泡」-未病への挑戦-まぐろぐ

お米パワー・糖質カットのダイエットは「水の泡」-未病への挑戦


戦後日本人の食生活は、
米を主食にして食べる「高糖質食」(和食)から、
肉や脂を多く摂る「高脂質食」(洋食)へと
急速に変化してきた。

近年増加してきた肥満の背景には、
食事の高脂質かが関与している。

これを説明して警鐘を促し対策を説きます。

次いで、
北の漁師の流儀と続けます。
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☆ 高脂質食こそが肥満の原因

- 近頃の肥満の増加の背景には、
  肉や脂の多食がさけばれている。
  
 ○[脳は糖質しかエネルギーとして利用できない]=400kcal/d
  
  これがため、
  糖質によって「血糖値」があるレベルまで高くならないと、
  
  "脳の視床下部にある「満腹中枢」が満たされず、
  食事が制限されないので、
  高脂質食ではいつまでも満腹感が得られず、
  食べ過ぎてしまう。"
  
 ※つまり、
  高脂質食の食事は満腹感になりにくく、
  脂肪に合成されやすいために
  『肥りやすい食事』といえる。

 ○他方、
  ご飯などの糖質食は『肥りにくい食事』なのに、
  なぜか最近では、
  "ご飯を抜くダイエットが世間に広まっている。"
  

 ☆ ご飯(糖質)を抜くとすぐに体重が落ちる?

- 確かにご飯などの糖質を減らすと体重はすぐに減る。
 
 ○減ったのは脂肪ではなく・・・・・
  しかしこの場合、
  "筋肉や肝臓に蓄えられている糖質燃料の
  グリコーゲンとそれに結合している水である。"

  筋肉は、
  活動するために摂取した糖質の70%近くを必要とする。
  そのため人間の身体は、
  非常事態に備えて常に糖質を蓄えて置こうとする。
  
  とくに肝臓のグリコーゲンは、
  糖質しか利用できない脳の非常食である。

 ○グリコーゲンが消費されるためその3~4倍の水を脱水
 - ご飯を少ししか食べなかったり、極端なダイエット・・・・

  
  "脳や筋肉に糖質が不足するため、
  それを補うのに蓄えられたグリコーゲンが消費される。
  その時にその水分を同時に脱水するゆえに、
  見かけの体重は4倍近くも減少する。"

☆ 実験・1日405kcalしか摂らない超低エネルギーダイエット

- 4日続けた実験では、
  減った体重の3~4kgが水で
  脂肪はごくわずかしか消費されなかった。

 - そして、再び糖質を摂ると身体は優先的に
  グリコーゲンに糖質を蓄え、
  その時にはまた4倍近い水分子と結合するので、
  すぐに体重が戻る。
  
 - つまり、ご飯を抜くダイエットでは、
  "一時的に体重を減らすことはできても、
  脂肪を減らすことはできない。"

 - これは体重がすぐに[リバウンド]する所以で、
  
  せっかく減量しても『水の泡』である。
  

 ☆ ご飯食と適度な運動でダイエット

  ○スイスの研究グループの実験
   同じエネルギーを摂取した場合でも、
   高糖質食と高脂質食では、
   高脂質食のほうが肥満しやすい。

  余分に摂取した脂肪は、
  ほぼ全部が脂肪組織に蓄積された。

  逆に9日間連続しての混合色(糖質、脂質、
  タンパク質のバランス食)の過剰摂食では、
  
  脂肪の消費量は減少したのに、
  糖質はほとんどが筋肉と肝臓のグリコーゲンに合成され、
  残った糖質は熱として代謝された。

 ※これらの結果から、
  高脂肪食が高糖質食より圧倒的に
  肥満を引き起こす食事であることを裏付け、
  ご飯のような高糖質食ほうが
  肥りにくい食事であることを示している。

 ◎『歩行』は安静時の3倍のエネルギーを消費する運動強度
  歩行は安静時の3倍もエネルギーを消費する運動強度なので、
  こまめに歩けばエネルギー代謝が3倍もアップする。

 ※世界で最も有効なダイエットサプリである。
  世界中探しても、
  3倍もエネルギー消費がアップする
  ダイエットサプリメントは売っていない。

引用 [森谷敏夫教授]・論文
     

☆ 北の漁師の流儀

- 米は日本人の主食であるからして、
  あえて筆を擱く。
≪鵜呑みにするなサプリ疑えほどほどに≫

[お米パワー・発芽玄米・GABA-未病への挑戦-まぐろぐ]

     
まぐろぐ   
H25 2013-01-10 1440

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