お米パワー・糖質カットのダイエットは「水の泡」-未病への挑戦
戦後日本人の食生活は、
米を主食にして食べる「高糖質食」(和食)から、
肉や脂を多く摂る「高脂質食」(洋食)へと
急速に変化してきた。
近年増加してきた肥満の背景には、
食事の高脂質かが関与している。
これを説明して警鐘を促し対策を説きます。
次いで、
北の漁師の流儀と続けます。
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☆ 高脂質食こそが肥満の原因
- 近頃の肥満の増加の背景には、肉や脂の多食がさけばれている。
○[脳は糖質しかエネルギーとして利用できない]=400kcal/d
これがため、
糖質によって「血糖値」があるレベルまで高くならないと、
"脳の視床下部にある「満腹中枢」が満たされず、
食事が制限されないので、
高脂質食ではいつまでも満腹感が得られず、
食べ過ぎてしまう。"
※つまり、
高脂質食の食事は満腹感になりにくく、
脂肪に合成されやすいために
『肥りやすい食事』といえる。
○他方、
ご飯などの糖質食は『肥りにくい食事』なのに、
なぜか最近では、
"ご飯を抜くダイエットが世間に広まっている。"
☆ ご飯(糖質)を抜くとすぐに体重が落ちる?
- 確かにご飯などの糖質を減らすと体重はすぐに減る。○減ったのは脂肪ではなく・・・・・
しかしこの場合、
"筋肉や肝臓に蓄えられている糖質燃料の
グリコーゲンとそれに結合している水である。"
筋肉は、
活動するために摂取した糖質の70%近くを必要とする。
そのため人間の身体は、
非常事態に備えて常に糖質を蓄えて置こうとする。
とくに肝臓のグリコーゲンは、
糖質しか利用できない脳の非常食である。
○グリコーゲンが消費されるためその3~4倍の水を脱水
- ご飯を少ししか食べなかったり、極端なダイエット・・・・
"脳や筋肉に糖質が不足するため、
それを補うのに蓄えられたグリコーゲンが消費される。
その時にその水分を同時に脱水するゆえに、
見かけの体重は4倍近くも減少する。"
☆ 実験・1日405kcalしか摂らない超低エネルギーダイエット
- 4日続けた実験では、減った体重の3~4kgが水で
脂肪はごくわずかしか消費されなかった。
- そして、再び糖質を摂ると身体は優先的に
グリコーゲンに糖質を蓄え、
その時にはまた4倍近い水分子と結合するので、
すぐに体重が戻る。
- つまり、ご飯を抜くダイエットでは、
"一時的に体重を減らすことはできても、
脂肪を減らすことはできない。"
- これは体重がすぐに[リバウンド]する所以で、
せっかく減量しても『水の泡』である。
☆ ご飯食と適度な運動でダイエット
○スイスの研究グループの実験同じエネルギーを摂取した場合でも、
高糖質食と高脂質食では、
高脂質食のほうが肥満しやすい。
余分に摂取した脂肪は、
ほぼ全部が脂肪組織に蓄積された。
逆に9日間連続しての混合色(糖質、脂質、
タンパク質のバランス食)の過剰摂食では、
脂肪の消費量は減少したのに、
糖質はほとんどが筋肉と肝臓のグリコーゲンに合成され、
残った糖質は熱として代謝された。
※これらの結果から、
高脂肪食が高糖質食より圧倒的に
肥満を引き起こす食事であることを裏付け、
ご飯のような高糖質食ほうが
肥りにくい食事であることを示している。
◎『歩行』は安静時の3倍のエネルギーを消費する運動強度
歩行は安静時の3倍もエネルギーを消費する運動強度なので、
こまめに歩けばエネルギー代謝が3倍もアップする。
※世界で最も有効なダイエットサプリである。
世界中探しても、
3倍もエネルギー消費がアップする
ダイエットサプリメントは売っていない。
引用 [森谷敏夫教授]・論文
☆ 北の漁師の流儀
- 米は日本人の主食であるからして、あえて筆を擱く。
≪鵜呑みにするなサプリ疑えほどほどに≫
[お米パワー・発芽玄米・GABA-未病への挑戦-まぐろぐ]
まぐろぐ
H25 2013-01-10 1440
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