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2012年6月16日土曜日

なすびパワー・ナスニン-未病への挑戦-まぐろぐ

なすびパワー・ナスニン-未病への挑戦  



本ブログでは、
1.なすびパワーの"ナスニン"(茄子紺-紫色)と、
"クロロゲン酸"⇔ポリフェノールを、
併せて"ファイトケミカル"の概要を説明。

付記として、
むらさきパワーともいうべき、
"アルカロイド"の対ガン作用の現況を説きます。

2.[植物性食品のガン予防」の紹介-参考意見

次いで北の漁師の流儀として、
なすびのぬか漬けとともに魚漬けを紹介。

☆ なすびパワー・ナスニン  


    

・ナスニンはなすびのに含まれる、
アントシアニン系色素の一種。
・それは強力な抗酸化作用があり、
その効力はブロッコリーやほうれん草より強い。

・活性酸素を抑制
さらに喫煙やストレスなどによって発生する、
活性酸素を抑制し、
コレステロールの吸収を抑える。

・くわえてナスニンは、
目の網膜にあるロドプシンの再結合に働きかけるため、
眼精疲労の回復に役立つという。

※『ロドプシン』
暗いところでものを見るときにはたらく色素体で、
網膜の視細胞に存在する。

何も見えない暗い部屋でも
しばらくするとロドプシンがはたらき、
やがて見えるようになる(暗順応)。

光刺激によって次々に分解と合成を繰り返すため、
再合成が間に合わなくなると、
ものが見えにくくなったり、疲れ目になる。

ロドプシンの再合成を助ける物質として、
ブルーベリーに多く含まれる
アントシアニンが知られている。  

☆ なすびパワー・ファイトケミカル  


    

・相互作用
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、
それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを
借りることができてこそ機能し始めるとされており、
こういう働きを相互作用という。

天然成分には、
合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているが、
このような植物に含まれる
栄養価をもった微量栄養素のこと。  

・相乗効果
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、
この微量栄養素(ファイトケミカルス)の
相乗効果により体内で、
より吸収率を高めてくれる。

○[ポリフェノールの仲間たち]-第7の栄養素
    -[傷ものなすはポリフェノール2倍]

   
  ○[ファイトケミカルの上手な摂り方]
 
※生活習慣病に対処するには、
・ 加熱することがより効力を発揮する場合
・ いろいろな食品から摂る
・ 生活習慣の見直し
この三点が大切です。

☆ なすびパワー・クロロゲン酸-高抗酸化作用  


  

・なすを切ると、
色が変わる褐変物質はクロロゲン酸と言い、
これもまたポリフェノールの一種。

活性酸素の生成を抑え、老化やがんの予防と共に、
血圧や血糖値の正常化にも有効といわれる。

 ・なすびに含まれる渋味の成分クロロゲン酸には、
胃液分泌を増やす作用がある。

  ・ナスニンとクロロゲン酸の摂り方
ナスニンは皮ごと食べる。
水に溶けやすいので、
煮物、味噌汁に適す。

引用-[ナスニン]-JA全農岡山-むらさきパワー



☆ 付記:なすびパワー・アルカロイド

  ○傷なすび考-トリカブトの猛毒→自己保全
アルカロイドは植物体内の各種アミノ酸から生合成され、
体内に保持されている。 
(例えばクエン酸塩、リンゴ酸塩など)

それが何らかの要因で
分解、分離、もしくは抽出されれば
アルカロイドと呼べる物質になり、
摂取した動物の体内に諸影響を及ぼす→猛毒に当たる。

○アルカロイド含有量-身近にある物質
-[身近なナスやトマトも危ないの??]-『ソラニン』
     

☆ [植物性食品によるガン予防]-斬新気鋭の論稿

-参考意見
    -[摂取過剰「食生活」]が大きく影響し
    (がんの原因の35%でタバコより多い)、

     世界的にも動物性脂肪と乳がん、大腸がん、
     卵巣がん、子宮がん、膀胱がん等との
     因果関係が証明されています。

 

※旬の食材をバランスよくとり、
予防と活性酸素消去の食生活が大切です。

料理する時に隠し味でお酢も勧めるね。
合わせ酢がいいね。
リンゴ酢、柿酢、梅酢、米酢などを
合わせると特に良い。

※機能性素材からみたがん予防食品
-アルカロイド、イオウ化合物、イソフラボン、
カロテノイド、インチオシアナート、セレン、
ビタミンC、ポリフェノール色素、フラボノイド、
食物繊維 など。


☆ 北の漁師の流儀

漁師が食う漬け物として、
・なすびのぬか漬け。
・ぬか漬け----野菜を混ぜた「魚漬け」のご披露。

  ○なすびのぬか漬け
船式でとりあえず、
・海水でさあーっと
かっぽれ(水汲みおけ)か散水をを揚げて貰う。 
潮水で漬けたら?-これはいけません-苦くなる。

・昔のことですから、
寄生虫の卵がながれる。ながれたことにする。
あまりやかしくはいわれなかった。

・おけは一斗樽、塩はしょっぱ目に
たなごころでいくつと教えられた。

・漁の模様で一晩あるいは半日と、
忙しさもあってあれこれ工夫して、
酸っぱくなりすぎないようにいわれた。

酸っぱくなるということは発酵がすすむ
若い衆は酢は好きなくせに酸っぱい漬け物はダメ。
このことは近頃わかったこと。

こうしてぬかに漬ける前に塩漬けをする。 
そしてまた塩をつかいぬか漬け完了。

                               
                               鰊づけ-身欠きにしんを戻して


・「ぬかサンマ、ぬかニシン、ぬかマス、ぬかホッケ」
脂ののりをみて、
脂がイマイチの場合、洗ってそのまま漬ける。

盛漁期の脂がすごい場合、
内臓とあたまを取ってつけ込む。

"手頃な発酵食品"となる-保存食。

 ○[鱈(寒干し)]の魚漬け-大津浪まえのまぐろぐ

 
・寒干しは念を入れて、雨雪に当てぬよう。
日和模様をよく見て寒暖よろしく判断し、
あまり吹かぬよう時化にならぬよう冬将軍、
しぶきで潮味付けてくれ。

・雨に当たると臭いつく突かなきゃならぬ寺坊主

・しゅびよく乾いた鱈の身を一口大の大きさに、
硬くて硬くて切りあますもう見えてきた赤灯台。

・やれやれ入港用意魚揚げ
なすびはもとよりキャベツ白菜大根、
さまざま混ぜて唐辛子、忘れておこられ、
ピリ辛すぎて口がひんまがる。

○鱈の魚漬けは味が軽くて好評
また作らされるのかよー。
[飯炊き時代を振り返る]-キャベツパワー



まぐろぐ
H24 2012-06-16 1500   



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